アサヒスーパードライがフルリニューアルを発表!あらためて飲んでみた感想
年も明けた2022年1月某日、ビール業界に激震が起こりました…
『アサヒスーパードライ、フルリニューアル』とやらの記事が目に飛び込んできました
実に、スーパードライ発売以来36年目で初めてのフルリニューアルだそうです
あの、日本のビール業界トッププレイヤーの
『アサヒスーパードライ』がリニューアル!?
これは要チェック案件です!
ということで、今回のブログは
アサヒスーパードライの紹介と
今更ですが、リニューアル前のスーパードライを実際に飲んだ感想を記事にしました
目次
公式サイトが発表した『新スーパードライ』
公式サイトによると、
スーパードライ発売以降、私たちの生活様式や価値観が変化していて
その中で世間体を気にせず独自の変化をしていく、
変化を求められている時代なのでスーパードライも変えていく(要約)
といったことが記載されていました
脱マンネリの一環だろうか…
2022年3月に新しいスーパードライが始まる
発売してからずっと味を変えなかった『スーパードライ』
ここにきて味を変えるってことは
何かそうしないといけない出来事があったのでは?
アサヒスーパードライ、国内シェアでライバルビールに首位を奪われる
昨年の記事によると
アサヒスーパードライはそれまでビールの国内シェア1位をずっと独占していたのですが
2020年の国内ビールシェア1位をライバルのキリンビールに奪取されていました
その要因をかなり簡単に紹介すると、
- 巣ごもりで飲食店向けの需要が激減
- 業界全体の第3のビールが伸びて構成比がビールと逆転した
- 大きなブランドは必ず消費者から飽きられる
スーパードライの消費減は時代の流れとともに
必然だったのかもしれません
キリンビールが通年でも11年ぶりに首位を奪還した記事はコチラ
国内のビールシェア争いが激しいのは知っていましたが
かなり激高しているようです!
第3のビールの台頭もあって
ビール業界がかなり荒れている模様です…
スーパードライが誕生するまで
スーパードライがどのようにして誕生したかについて簡単に説明していきます
『スーパードライ』は社会現象にまでなった商品…
将来、歴史の教科書にも載る可能性があるので
要チェックや!!
お客様はビールの味がわかる…
お客様は昭和50年代、それまでは「お客様はビールの味がわからない」という通説がビール業界にはありました
しかしアサヒビールは「お客様はビールの味がわかる」という仮説を立て、
商品開発に取り組みます
これが『スーパードライ』誕生の始まりでした
東京・大阪で大規模な嗜好調査
アサヒビールは昭和59年の秋から昭和60年の夏にかけて東京・大阪で大規模な嗜好調査を敢行しました
お客様がどんなビールがうまいと思うのかを知るためには直接聞くのが一番だと、
なんと5000人を対象にした調査でした
その嗜好調査でわかったことが
これまでの「苦くて重いビール」から「喉ごしがよく、爽快でスッキリとした味わいのビール」
へとお客様の嗜好が変化していることが判明しました
ビールには欠かせない『酵母』、辛口ビールの追求に取り組んだ
嗜好調査の結果、ビールの「味」のコンセプトは「辛口・生ビール」に決定しました
コンセプトが決まると、次は酵母選びに取り掛かりました
何度も試作を重ねた結果、318号酵母(辛口酵母)が選ばれました
そしてこの辛口酵母が最適な原料・醸造方法を取り入れて
スーパードライならではの「洗練されたクリアな味」を手に入れることができました
この「辛口酵母」が
スーパードライ特有の味を出していたのか…
そろそろ、飲みたくなったでしょう?
辛口ドライ、前代未聞の大盛況!
大規模な調査や研究を経て、1987年3月17日
ついに日本初の「辛口・生ビール」『アサヒスーパードライ』が誕生しました
年間100万ケースでヒット商品と言われていたビール業界でしたが、
スーパードライは発売からわずか2ヶ月で140万ケースを突破しました
その後、あまりにも注文が殺到したため
全国の新聞に異例の「品切れお詫び広告」を掲載することになりました
スーパードライの熱い想い
スーパードライ販売後もお客様に満足していただけるよう
「鮮度」はビールの命の名の下、今でもビールづくりに励んでいます
製造から店頭に並ぶまでだけでなく、お客様のノドに届く瞬間まで
商品の「品質」をお届けすることに必死に取り組んでいます
「うまさ」と「品質」を追求するために
これからもスーパードライの挑戦は続くのです!
スーパードライに感情移入してしまうやん!
とりあえず、みんな飲もう!
リニューアル前のスーパードライをあらためて飲んでみた
ということで、
リニューアル前のスーパードライを私、ファインズたけだの副社長が飲んでみようと思います
ビールのレビューは私、副社長にお任せください
学生の頃から何十種類とビールを飲んできたので
テイスティングには自信があります!
「スーパードライはキンキンに冷えている方がうまい」
という持論があるため、我が家の冷蔵庫の急速冷凍コーナーにて冷やし込み、
ビールが凍りきる前に取り出します
サイズが数ある中で、今回は
500ml缶のスーパードライを購入しました
いつものように銀色に輝いているラベルです
このラベルもデザイン変更されるということで
長年親しんできたこのデザインにも感慨深いものがありますね…
スーパードライのパッケージ変更について記載している記事はコチラ
今更ながら、この記事を仕事中に読んでしまうと
これからの仕事ができなくなってしまうくらいビールが飲みたくなるんじゃないでしょうか…
そんなこともお構いなしに
副社長はスーパードライを飲んでいきます
「飲んだ瞬間…
喉にササーッと流れてくる細かい炭酸と心地よい苦味
スーパードライは意外と炭酸が弱いのでゴクゴクと飲める
雑味が少なく、舌触りもよいので後味も不快ない
鼻に抜ける味がなんとも言えない香ばしさを漂わせる
悪く言えば水みたい、良く言えば何杯でも飲めてしまう
清涼感MAXなビール」
シンプルに美味しかったです
しかし、正直なところ清涼感が仇となって
しっかりとした、重みを感じるビールではなかったです
ビール単体で味わいたい人にとっては物足りないビールかと思います
しかし、食事のお供には非常に重宝するビールであることに間違いないです!
スーパードライは清涼感があるため様々な料理との相性が良いです
ここであることに気づきました!
「グラス飲みもいいけど、缶飲みでダイレクトにスーパードライを味わってみてもいいじゃないか」
そこで、缶飲みでもレビューに挑戦してみようと思います
ビールの缶飲みはあまりしないのですが
レビューのため、スーパードライの缶飲みを敢行していきます!(ダジャレになっているのわかりましたか?)
「いざ喉に流し込むと、
キメの細かい炭酸が喉を心地よく刺激してきた
炭酸自体はあまりトガりがなく、非常に飲みやすいのでゴクゴク飲める
飲んだ後、すかさず鼻から息を抜いてみた…
ふくよかな香りを感じ、よく晴れた草原の上に裸足で立っている感覚にも見舞われる
つまり、グラスで飲むより爽快感が激増しした!
スーパードライの人気はこの爽快感により
何杯も何杯も飲んでしまうという魅力にあるのかもしれない…」
最後に、今後のスーパードライについて
スーパードライの現状や歴史、リニューアル前の商品レビューを記載していきました
これらの情報が当ブログをご覧いただいている皆様のお役に立てれば幸いです
ブログを書いていると、
スーパードライのリニューアルがとても楽しみになってきました
リニューアルしたスーパードライのレビュー記事も書いていきますので
その時はどうぞ当ブログをよろしくお願いいたします
ビールにも合う、『この冬に食べたいオススメ鍋』の記事はコチラ